ココロ磨き24時
- 12Lessons -

<絶対信頼>

「絶対信頼って何ですか?
何の根拠もなく信じろ、っていうことですか?そんなことできません!」

そう言い放った聖子さんは、元々、
人が教えてくれた「いい知らせ」を信じない性格でした。

子供の頃の
「聖子、○○君のこと好きって言ってたよね。
○○君も聖子のこと好きみたいよ」という話から、
大きくなって言われた「あなたは△△の仕事、向いてると思うよ」というお話まで、
何一つ信じないで、ここまでやってきました。

信じたら、何かだまされるんじゃないか、
損をしてしまうんじゃないか、そういう思いがあったのです。

それでいて、こんな癖もありました。

未来は、自分にとって今よりもっと悪い状況になる、と思ってしまう癖です。

小さい頃からそうでした。

いじめられっ子でしたが、やり返すことができませんでした。
なぜなら、自分がやり返してやっつけたら、相手はもっと大勢、
仲間を引き連れて仕返しにやってくる、と思っていて、それが怖かったからです。

それをもしやっつけても、また次にもっと大勢で来る。
もしそれをやっつけても、またもっと大きいのが…

本気でそれを心配して、手が出せなかったのです。

その結果、どうなったか?
いじめがもっとエスカレートしたのです。

でも、ひたすら耐えるしか、聖子さんにはできませんでした。
怖かったからです。

…大きくなっても、聖子さんはいろいろなものが怖くて、
毎日、生きづらくて仕方ありませんでした。

仕事もプライベートも、いつもビクビクしていなければいけないような感じで、
心が休まる時はありませんでした。

そんな状態から抜け出したいと思い、たどり着いたのが、
自分の感情を観て問題の根本から解決する、というこの手法でした。
言い方は変ですが、恐怖を感じることには自信があったからです。
そして、その恐怖を何とかしたい、自信を持ちたいと思っていたからです。

そして、学び始め、目の前の現実が好転するだけでなく、
人として大切なことにも気づかせてもらえるこの手法が、大好きになりました。

やればやるほど悩みや問題を解決でき、生きるのが格段に楽しくなりました。

でもそんな中、ひとつだけどうしても納得いかないことがあったのです。それが
「何ものにも揺るがされない安心感や幸福感を得るには、
自分自身や周りの人、もの、世界に対して、
揺るがない信頼感を持つ必要があります」
という

「絶対信頼」
についてでした。

「小さい時から今までのことを、よく考えてみるといいですよ」
その手法を教えてくれた先生にそう言われ、
聖子さんは、今までのことを振り返っていました。
そして、気づきました。

「私、信じるのがイヤなんじゃない!
それどころか、ずっと信じてたんだ!
悪くなる方に!何の根拠もなく!!」


小さい頃のいじめのことも、全てつながりました。
自分で悪くなる方を想像して、実際に悪くなる現実を体験してたんだ、と。

「自分が信じてるものを体験してるだけなんだ。それなら…」


そうつぶやく聖子さんの頭上には、太陽がさんさんと輝いていました。



あなたは、誰かのことを信じることとか、得意なほうですか?
だまされるんじゃないかとか、不利になるんじゃないかと思うことはありませんか?

そうだというあなた、そのお気持ち、すごくよくわかります。

私自身、周りの誰かのことや人の言うことを信じるのが怖かったからです。
お話に書いてあるのは、私自身の姿でした。

誰かや何かのことを信じることが怖い、できないと言いながら、
悪くなる方を信じることはできていたのです。

望まない現実を創る方に、こんこんとエネルギーを注いでいた、というわけです。

じゃあ何でも信じればいいかというと、矛盾するような言い方かもしれませんが、
そういうわけでもありません。

自分が自分の現実をすべて創っているのだと受け入れた上で、
自覚した上で、信じる、ということです。

「自分が自分の現実をすべて創っているって、どういうこと?」と
思われるかもしれないですね。

ちょっとイメージしてみて下さい。

もしあなたが生まれていなかったとすると、あなたが今体験しているこの現実を、
あなたが体験することはありませんよね。

つまり、あなたが生まれたから、あなたの『現実』も同時に生まれた、
ということが言えると思うのです。

あなたの存在とあなたの現実はワンセット、一体だということです。

このことから観ても、自分が自分の現実をすべて創っている、
と言えると思いますが、いかがでしょうか?

その自覚を前提にして、自分が全部つくっているのだから、
自分にとって絶対、悪いようにするはずはない、という部分での絶対信頼、です。
自分への絶対信頼です。

絶対信頼するから、絶対的な安心感や幸福感を得られます。

反対に、自分を信じなければ、絶対不信であるならば、
絶対的な不安感や不幸感を手にする、と言えます。

ここでも「与えたものが返ってくる」という真理が働いているわけです。

自分が何を与えるか、で自分の受け取るものが決まります。

絶対信頼を与えたいのか?絶対不信なのか?
どちらを与えなきゃいけない、ということはありません。
それも自由なのです。

なぜなら、24時間365日、片時も休まず、
あなたがこの現実をすべて創り出している、主だからです。

さて、あなたなら、何を創りますか?

※このセッションのまとめ

自分が存在するから自分の現実も存在する。
自分を絶対信頼することで、絶対的に信頼できる現実が起こってくる。

このレッスンを読んだ方はこちらもよくお読み下さっています。(関連セッション)