ココロ磨き24時
- 12Lessons -

<絶対安心・絶対幸福>

裕子さんは、実家の不動産会社で働いていました。

ある日のこと、管理している駐車場の前に、
お団子屋さんの屋台が無断で出ていて
駐車できないと苦情があったのです。

移動してもらうよう言いに行きましたが、その時は従うものの、
ものの30分もすると戻ってきて、また苦情…。

仕方がないので警察に頼んで注意してもらい、移動してもらいました。

それを見届けてから、ある所へ勉強に向かいました。

裕子さんは、自分の感情や身の回りの出来事を観察して、
問題を解決したり、夢を叶えるという勉強を、少し前からしていたのです。

「警察に頼んで、移動してもらったので解決してよかったんですが…」
裕子さんは、今日あったことを先生に伝えていました。

すると

「感情を観ないで対処に走ると、
その問題が教えてくれようとしていることを
受け取ることができません。
逆に、ちゃんと手順を踏んで感情を観ていけば、
その問題そのものに感謝できる瞬間が訪れますよ」
と先生は言いました。

その後、駐車場に立ち寄ってみると、屋台がまた舞い戻っていました。

裕子さんは、先生に言われた通り、その屋台がそこに出ていることで、
何がイヤなのか、出てくる感情が何かに、しっかり向き合いました。

すると、最初は
「邪魔になるのがわかっているのに、駐車場の前に屋台を出すなんて迷惑だ」
という怒りかと思っていましたが、違いました。

「そのことで、駐車場のお客様からクレームが来る。
それを聞くのも、屋台の人に注意しに行くのもイヤだ。余計な仕事を増やして!」
という怒りでした。

つまり、仕事が増えること、その仕事をすることがイヤなのだと気づきました。

この気づきの後、屋台は一時、移動しましたが、
まだ、その、裕子さんが困る場所にしばしば現れていました。
本質的な解決にはなっていませんでした。

「観察を徹底することで、敵がいなくなる世界を実感できます。
それは絶対安心・絶対幸福の世界、ともいえるものです」

先生のこの言葉を励みに、裕子さんはさらに観察していきました。
すると、自分はその場所で屋台を出されることがイヤで
屋台の人はその場所でお店を開くことにこだわっているんだ、と気づきました。

「屋台の人はその場所を愛しているんだ!」
裕子さんはそう思いました。

「では、私はどう?今の不動産のお店の場所を愛していたり、感謝してるって言える?」
そう思った時に、そうできていない自分に気づきました。

「それを屋台の人が教えてくれてたんだ。
警察に何度も注意されながら、身をもって何度も」

そう気がつくと、感謝の涙があふれていました。

それから数分後、駐車場に行くと、屋台を片づけている最中でした。

そしてそれ以降、その屋台をその場所で見ることも、
それに困らされることも、一切ありませんでした。

「先生の言ってたのはこのことだったんだ…」
裕子さんは、絶対安心・絶対幸福の世界を実感していました。

そして、このような体験を何度も積み重ねていくうちに、
何が起こっても安心していられるようになりました。

どんな人が現れてもどんな問題が起こっても、
それも全部自分を映していたり、
自分に何かを教えてくれるために起こったことなのだと、
心から思えるようになったからです。
そして、気づくべきことに気づければ、
また絶対安心・絶対幸福を実感できるんだ、と。
今、裕子さんは、心の底から安心感を感じながら、
イキイキ、ワクワクして毎日楽しんでいます。



さて、もし今、震度7、8クラスの地震が来たら、あなたはどう感じるでしょうか?
「命を落とすかも…」とパニックになるかもしれませんね

では、同じ震度7、8でも、地震をシミュレーションで体験できる機械の上だったら、
どうでしょうか?
パニックになるでしょうか?

おそらく、ならないですよね。
もしかしたら「震度7,8ってこんな感じなんだ♪」って楽しんでいるかもしれません。

揺れの大きさは同じなのに、この差は一体、何の差だと思いますか?

そう、安心感の差ですよね。

「地震のシミュレーションの機械の上では絶対に命の危険はない」という、
絶対的に安心だという前提があるから、楽しむことさえできる、と言えます。

さて、こんな絶対的な安心感を、毎日の生活の中でも持ち続けることができたら、
どんなことがあっても、それを楽しめるような自分になれると思いませんか?

実は、その方法があるのです。

ネガティブな感情が湧いてきた時に、内面を掘り下げることで、
絶対的な安心感や幸福感を実感できるようになるのです。

その安心感や幸福感のことを、
絶対安心・絶対幸福と呼んでいますが
それを実感できた瞬間「すべてが自分である」という実感を体験することができます。


他人に見えている存在も、全て自分なのだと。
イヤなことを言ったりやったりしてくる人も、すべて自分だったんだと。
だから、自分がそれをやめれば、その人も、それをやらなくなるのだと。

理屈ではなく、本当にそうなるのです。
そのように現実が好転してくるのです。

なので、その体験を積み重ねれば積み重ねるほど、
何が起こっても絶対安心・絶対幸福にたどり着けるのだと安心できるようになるのです。

絶対安心・絶対幸福という大前提の上で、毎日を送れるようになれる、というわけです。

※このセッションのまとめ

ネガティブ感情を入口に内面を掘り下げると、絶対安心・絶対幸福を実感できる。
その体験を積み重ねるほど、何が起こっても怖くない自分になれる。

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